「運び屋」 クリント・イーストウッド監督 ★★★★★★★☆☆☆
2019.12.22 Netflixでクリント・イーストウッド 「運び屋」を鑑賞した。
以下、感想。ネタバレはしていません。
とにかくクリント・イーストウッド演じるアールがカワイイ!!!
パリピジジイ(コミュ力激高、女好きでスケベ)。仕事一筋、ジョークのセンスもあって粋。
↑女子を適当にほめるジジイ
しかし、今まで家庭を一切顧みなかったため、元嫁および娘には超絶嫌われている。
仕事がうまくいかなくなり、稼げなくなった彼は、麻薬カルテルとアレコレして運び屋で荒稼ぎ!
持ち前のコミュ力を生かしてギャングにも愛されるジジイになります。
ギャングにちょっと怒られても、退役軍人だから余裕。
↑怒られてるのにリップクリーム塗ってる。かわいい
友人を大切にしつつも、なんとか家族との失われた絆を少しずつ取り戻そうする。
ただそんな平和な日々も長くは続かず…と物語は転がっていくわけですが。
とにかくアールのキャラが魅力的で、まさに「憎めない」。
時々笑えるのに泣ける、気楽に見れるよい映画でした。
2時間以下かつNetflixで見られる上に、展開もサクサク進むので平日の夜に見るのにもオススメ。(家で長い映画見るのって結構体力使いますよね…)
90才で監督と主演をこなすクリントイーストウッド、すごすぎる。
余談ですが、この映画のWikipediaを見て、実話がベースの映画であること、また、一切アールと口を利かない娘を演じたのが実際のイーストウッドの娘ということに驚愕しました。
実際にイーストウッドは若い頃、家族を顧みない人間だったようで、この映画をつくって娘を出演させたことは一種の贖罪でもあるのかな、と思いました。